こんにちは。こんきち🦊です。
この記事では、筆記試験の対策に使えるWeb上の無料学習ツールと使用する順番をお伝えします。
- 教材に費用をかけたくない
- 教材を買いに行く時間、届くまで待っている時間が無い
- 本を読むより動画を見て学習したい
- 実務で使える本質的な理解をしたい
実際に私はこの方法で一週間学習し、筆記試験に一発合格しました。
使用するWebサイト2つ
電気技術者試験センター『過去問サイト』
https://www.shiken.or.jp/answer/index_list.php?exam_type=50
電気工事士の試験情報を掲載している公式サイトです。
10年分以上の過去問と解答が公開されています。
ホーザン株式会社『第二種電工試験の虎』
https://www.hozan.co.jp/corp/pc/02010/
電子機器用工具の会社の公式サイトです。
ポイントを抑えた分かりやすいYoutube動画、確認問題を提供をしてくれています。
私は参考書を読んでいても中々頭に入ってこないのですが、動画のおかげですんなり理解できました。
学習する順番
上記ツールは、次の順番で使用するのがおすすめです。
それぞれのステップについて具体的に内容を説明します。
① 1回分の過去問にトライ
まずは試験センターのサイトから直近一回分の過去問に取り組んでみてください。
最初に過去問に触れておくと以下のようなメリットがあります。
- 試験問題の雰囲気をつかめる。
- 現時点の実力、目標までの距離感が把握できる。
- 苦手分野が分かると、この後の単元ごとの学習を効率的に進められる。
分からない問題はどんどん飛ばしてOKです。
一通り解き終わったら、1問2点で採点をしてみてください。
60/100点が合格の目安と言われています。
② 単元ごとに区切って学習
過去問を解いて実力を把握したら、ホーザンのサイトを使って単元ごとに学習をしていきましょう。
単元は以下の7つに分けられています。
- 配線図記号
- 材料及び工具
- 配線器具
- 工事の施工方法
- 法令
- 複線図
- 電気の基礎理論
取り組む単元の順番については、人によっておすすめ順が少し異なります。
- パターン1:計算問題はちょっと苦手 →上から順番に
- パターン2:計算問題に苦手意識は無い →「電気の基礎理論」から
それぞれのパターンについて、少し詳しく説明します。
パターン1:計算問題が苦手な場合は上から順番に
計算問題が苦手な場合は、暗記すれば点が取りやすい「配線図記号」から順番に取り組んでいくと良いでしょう。
計算問題の「電気の基礎理論」は最後の単元になりますので、時間があれば対策をしよう、くらいの心持ちでも問題ありません。
パターン2:計算問題に苦手意識が無ければ「電気の基礎理論」から
筆記試験50問のうち、最初の10問くらいは計算問題です。
「電気の基礎理論」は他の分野に比べて暗記が少なく、数問解いて慣れておけば満点が狙いやすいコスパの良い分野だと思います。
過去問を解いてみて計算問題に手ごたえを感じた方は、「電気の基礎理論」から始めることをおすすめします。
「電気の基礎理論」を抑えたら、上に戻って「配線図記号」から順番に取り組んでいきましょう。
単元ごとに「動画視聴→1問1答」を繰り返す
学習を進める順番を決めたら、後は単元ごとに「動画の視聴→1問1答」を繰り返していきましょう。
私は、基本的に1.5倍速で動画を再生し、理解が追い付かない所は巻き戻して確認していました。
動画を視聴していると「ここは暗記するしかない」という部分が出てくると思います。
その時はメモをしておき、後で確認できるようにしておきましょう。
- 数値は、歴史の年代と同じように語呂合わせを作って覚えると忘れにくいです。
- 「〇〇語呂合わせ」と検索すると、世の中の方が考案した面白い語呂合わせが出てくるので、是非試してみてください。
動画でインプットをしたら、忘れないうちに1問1答で確認をしておきましょう。
1問1答は、実際の試験に似た出題形式で確認ができます。
③ 過去問で実践
時間があれば、過去問に取り組んでおきましょう。
試験では、過去問と同じような問題が多く出ます。
過去問に慣れておけば、本番でも落ち着いて臨めるでしょう。
ホーザンのサイトでは過去問の解説動画もありますので、間違えた問題は動画を見て確認することもできます。
まとめ
第二種電気工事士 筆記試験は、無料学習ツールだけでも十分対策できます。
最初は分からないことが多いかもしれませんが、学習を進めていくと、自分の家の配線などが理解できて楽しくなってくると思います。
学習の優先順位を決めて、効率良く学習を進めていきましょう!